涙の講演会〜弁当の日が人と人をつなぐ〜
穏やかな日曜日の昼下がり。
姉と名護まで講演会に出掛けました。
『弁当の日』が人と人をつなぐ
この講演会を知ったのは、Facebookのお友達の投稿にて。
弁当を作る機会も全然ないのですが、ライターのkayoさんが取材でボロボロ泣いたという話を聞いて、どんな話なんだろう?と興味をもちました。
予備知識は、年に何回かお弁当を子どもが作る。
買い出し〜片付けまで、親は一切手伝ってはいけない。
というぐらい。それさえもうろ覚えだったけど…
この弁当の日を提案した前校長先生のお話でした。
最初にスライドショーにて、『はなちゃんのみそ汁』
お母さんが癌で闘病。余命5ヶ月と宣告されて、娘に教えてあげたいこと、それはみそ汁の作り方。
鰹節を削り、出汁をとり、豆腐などの具材を入れ、味噌をこす。
そのみそ汁の作り方の手順がたんたんと文字になってるのを見るだけで、そして、それを一生懸命作るはなちゃんの姿をみるだけで号泣。
その後、お母さんは天国へ。
お父さんと2人になったはなちゃん。
毎朝、みそ汁を作る。
お父さんが帰って来るのが遅い日は、お父さんの笑顔が見たくて夕ご飯も一生懸命つくる。
そんなスライドを生前お母さんが歌ったハナミズキの歌がBGM。
子どもが台所にとても興味があるけれど、包丁やガスコンロなど危険がいっぱいで、親はどうしても危ないと思ってしまう。そして家事は楽しいことではなく大変なこと、と背中で教えていないか?ということを感じました。
台所を任せることは、子どもを信じること、かもしれません。
信じる親の強さ、チャレンジする子どもの勇気。
どちらにも泣けました。
子どもの可能性は無限大。
親の心配もきっと無限大。
でも、『心配』を『信頼』に変えることが出来たら、素晴らしいですね(泣)
家庭科の授業が始まる小学5、6年生対象に『弁当の日』を行います。
学校の授業で、料理の基本など、とにかく親が手伝わなくてもいいところまで教えるそうです。
そうして、作った弁当を1年生と一緒に食べます。
1年生が自分の給食はそっちのけで、羨ましそうに眺めてる写真が可愛くて。
そして、その1年生だった子が6年生になった写真も。
10年(だったかな?)かけて追いかけてる取材も最高でした。
こうして、子どもの記憶に刷り込まれ、私も6年生になったら、自分で弁当作るんだ!とカッコいいなー!すごいなー!とか思ってるのでしょうね。
この講演会の後、私はどこに感動したのかな?と自問自答してみました。
お題が『弁当』
生きていくうえで絶対不可欠の『食事』
当たり前に食べている『食事』
そして、当たり前に作っている『食事』
その当たり前の日常で、心が育つ。
誰かの喜ぶ顔が見たい。
誰かに喜んでもらいたい。
誰かの役に立つ喜び。
音楽でもなく、絵画でもなく、映画でもなく、弁当!
人間の根本。食べること。喜び。
誰にでも共通すること。
私の言葉で、感想を書くと、すっごく薄っぺらいものになってしまうのですが…
本当に本当に素晴らしい講演会でした。
この機会を与えてくれた、コープ沖縄さん、関係者の皆様、そしてお知らせしてくれたお友達、ありがとうございました!
姉と名護まで講演会に出掛けました。
『弁当の日』が人と人をつなぐ
この講演会を知ったのは、Facebookのお友達の投稿にて。
弁当を作る機会も全然ないのですが、ライターのkayoさんが取材でボロボロ泣いたという話を聞いて、どんな話なんだろう?と興味をもちました。
予備知識は、年に何回かお弁当を子どもが作る。
買い出し〜片付けまで、親は一切手伝ってはいけない。
というぐらい。それさえもうろ覚えだったけど…
この弁当の日を提案した前校長先生のお話でした。
最初にスライドショーにて、『はなちゃんのみそ汁』
お母さんが癌で闘病。余命5ヶ月と宣告されて、娘に教えてあげたいこと、それはみそ汁の作り方。
鰹節を削り、出汁をとり、豆腐などの具材を入れ、味噌をこす。
そのみそ汁の作り方の手順がたんたんと文字になってるのを見るだけで、そして、それを一生懸命作るはなちゃんの姿をみるだけで号泣。
その後、お母さんは天国へ。
お父さんと2人になったはなちゃん。
毎朝、みそ汁を作る。
お父さんが帰って来るのが遅い日は、お父さんの笑顔が見たくて夕ご飯も一生懸命つくる。
そんなスライドを生前お母さんが歌ったハナミズキの歌がBGM。
子どもが台所にとても興味があるけれど、包丁やガスコンロなど危険がいっぱいで、親はどうしても危ないと思ってしまう。そして家事は楽しいことではなく大変なこと、と背中で教えていないか?ということを感じました。
台所を任せることは、子どもを信じること、かもしれません。
信じる親の強さ、チャレンジする子どもの勇気。
どちらにも泣けました。
子どもの可能性は無限大。
親の心配もきっと無限大。
でも、『心配』を『信頼』に変えることが出来たら、素晴らしいですね(泣)
家庭科の授業が始まる小学5、6年生対象に『弁当の日』を行います。
学校の授業で、料理の基本など、とにかく親が手伝わなくてもいいところまで教えるそうです。
そうして、作った弁当を1年生と一緒に食べます。
1年生が自分の給食はそっちのけで、羨ましそうに眺めてる写真が可愛くて。
そして、その1年生だった子が6年生になった写真も。
10年(だったかな?)かけて追いかけてる取材も最高でした。
こうして、子どもの記憶に刷り込まれ、私も6年生になったら、自分で弁当作るんだ!とカッコいいなー!すごいなー!とか思ってるのでしょうね。
この講演会の後、私はどこに感動したのかな?と自問自答してみました。
お題が『弁当』
生きていくうえで絶対不可欠の『食事』
当たり前に食べている『食事』
そして、当たり前に作っている『食事』
その当たり前の日常で、心が育つ。
誰かの喜ぶ顔が見たい。
誰かに喜んでもらいたい。
誰かの役に立つ喜び。
音楽でもなく、絵画でもなく、映画でもなく、弁当!
人間の根本。食べること。喜び。
誰にでも共通すること。
私の言葉で、感想を書くと、すっごく薄っぺらいものになってしまうのですが…
本当に本当に素晴らしい講演会でした。
この機会を与えてくれた、コープ沖縄さん、関係者の皆様、そしてお知らせしてくれたお友達、ありがとうございました!
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Posted by こっこ。 at 08:54
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